今月は、堺市泉ヶ丘駅前にあるブックスいづみ様をご紹介致します。

泉ヶ丘駅開通の少し前、昭和45年12月に開業し、泉北ニュータウンとともに成長してきました。3つの書店がお金を出し合って設立し、現在は2つの書店が出資しています。社長は中野書店の社長でもある中野健司氏で、4代目、専務は木下書店の木下英雄氏です。

約40坪程と、大型書店と個人書店のちょうど中間ぐらいの大きさで、中学校・高校の教科書販売、高校での出店、そしてたばこ販売を行っています。

ブックスいづみさんは土地柄のせいか女性客が多く、美容関係や料理本がよく売れていますが、現在人気があるのはテレビでも人気の池上彰氏の本だそうです。ちなみに担当者の私が最近この書店で買って面白かった本は「もしドラ(『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』岩崎夏海著)」です。100万部突破し、平成22年の流行語になるのではと思っています。あとは、週刊ダイヤモンドも興味がある内容の時に購入しています。(もちろん、この本はブックスいづみさんで購入しました。)
  
社長にお勧めの本を尋ねると「私は推理小説が好きだけれど、売れている本は良い本です。」と冗談まじりに仰いましたが、確かに経営者にとってはその通りですね。
  最近の業界の流れとして紙から電子書籍化(ペーパーレス)になっていますが「将来は50%程が電子書籍になるのでは・・・。教科書も電子書籍になるかもしれない。それがすぐにそうなるかどうかは良く分からないけれど、今後注意深く見て対応したい。」とのことでした。

書籍産業は、出版社、書籍取次業(問屋)、そして本屋があります。取次業が出版社と本屋を繋いでいて、書籍取次業者上位3社で取引量の80%以上を占めています。取次業者が大きな書店にベストセラーを大量にまわしているので、中小零細書店は数冊しか手に入ることができません。

私は「本屋さんは好きな本が読めるから良いなあ」と思っていたのですが、少ない人員で行っている為、レジ、運搬、注文、整理等で忙しく、実際には本を読む暇は無いそうです。
 そのような環境の中でも、予約された本は素早く渡せるように心がけ、本の配置を工夫するなど売上増加に向け努力されています。限られたスペースですが本は出来るだけ表紙が見えるように置き、取次業の方のアドバイスでPOPもつけています。このPOPは取次業から用意されたものの他、お店側で作ったものもあります。

社長は恥ずかしがられて写真を撮らせて頂けなかったのですが、社長の薦めで店長の泉谷氏を撮らせて頂きました。
 泉谷氏は20代の頃からこの書店に勤めていて、現在はこちらの責任者です。週に数回社長と打ち合わせをして方針等を決定し、業者と打合せをしたりシフトを組んだりしています。細かいことに気がつく責任感の強い方ですから、帳簿等もしっかりしていて、泉ヶ丘駅前商店街の仕事で寄席などの企画をされたこともあります。そんな店長の今の課題は、「社員をどのように育てていくか」だそうです。



最近はインターネットでも本を購入することが出来るので、私も時々このやり方で本を購入します。

書店ではいろんなジャンルの本が置いてあるので、表紙に引かれて手が伸びてしまう。面白い本があれば手にとって見て読んでしまう。こうして色々な本を読むことによって世界が広がると思います。本を探すのは、掘り出し物を探すような楽しみがあります。ぜひ皆さんも素敵な本を探してみてください。

担当/取材:望月貴之


ブックスいづみ 様
 泉北高速鉄道 泉ヶ丘駅 改札を出て右へ10m 072-291-0043
 年中無休・営業時間:午前10時〜午後10時