現在の最大の関心事は事業承継問題です。通勤途中何気なくテープを聞いていたら、人生わずか50年の寿命が100年へと伸びた、ハッピーリタイアするには80歳までは働く時代である。食事を整え、健康管理をして仕事をしなさい、でないと子供は面倒を見てくれないよ、と話し掛けてきました。

M&A関連のセミナーへ参加して、大企業中心から中小企業へと進むM&Aの実態に触れ、ホリエモン・村上型と日本電産・アーク型のM&Aを知りました。

 高度情報化社会での専門家は単独で零細・中小企業に対し、役立つ存在であり続ける為にはネットワーク型で対応せざるを得ない時代となって来ました。

 20年以前に読んだ日本経済新聞社出版の“会社の寿命”は今も強く印象に残っている本ですが、企業の寿命は30年である。従業員平均年齢30才以上、本業比率70%超の企業は現在が好調でも衰退期を迎えているという。

 女性の電話対応でもわかることはキチンと答え、不明な事はすぐ担当者へ繋ぐ、留守なら用件を聞き折り返し返事をする。こうした女性が揃っている企業は二重丸である。

企業には必ず寿命がある。寿命を延ばす唯一最大の条件はそこで働く人間と其の組織がどう変わるかである。企業規模・業種を問わず、生き残りの条件は“変身”するためにリーダーたる経営者は人間的な“今ここに真剣に生きる”努力しかないという。

 現在では世代交代期を迎えた会社では40%も後継者不足で悩んでおり、近年、後継者不在で廃業する企業数は7万社と言われている。経営者年齢の限界は60歳が気力・体力の分岐点であり、60歳を過ぎると企業成長はストップするとのデータがあり、これは社長交代を60歳で交代すべきことを示し、経営不振であり、二期連続赤字、貸借対照表の資産=負債であり、後継者も無く、M&Aもダメなら廃業を決断する。

 それでも決断しかねる時は妻の判断に従う。女性は子供を安全に育てるため予知能力・先見性に優れ、直観力やヒラメキに優れているからである。

有名経営者ベストテンに入る鍵山秀三郎氏の著書“日々これ掃除”の文面に企業存続の根っこの部分、継続していける社風をどう構築していくかを求め続け、成果主義経営でなく、プロセス主義経営、つまり経営していく過程を重視し、「凡事徹底」として“トイレ掃除”を徹底され、苦境を数度切り抜けた体験談を語っておられます。

 私は事業承継の為に、@事業承継計画書の作成、Aコア商品(整理整頓掃除マニュアル・月次決算書・経営計画書等)の充実、Bキャッシュフロー経営、Cネットワーク組織のLLC(合同会社)等の設立に伴う人選等に取り組んでいます。

 経営者は孤独だが尊敬される存在でないと、従業員は快く働いてくれない点を自覚し、自己修練をし、関与先に役立つ存在となるため、従業員を守るため、ハッピーリタイアするため、問題だらけの中小企業経営者の皆さんと残された人生を精一杯歩む覚悟です。