残夏の候、ますます御健勝のこととお慶び申し上げます。税理士法人マークスを昨年9月21日に設立し、早いもので1年が過ぎようとしています。これも関与先、関係各所の方々のご協力のおかげであると感謝しています。この一年の間の出来では、東日本大震災、福島原発事故による産業、経済における甚大なる打撃は計り知れないもので、関与先の皆様をはじめ我々の生活に様々な影響を受けていることだと思います。さらにヨーロッパに端を発した財政危機がアメリカに飛び火しそれに伴う超円高と株安、我々経営者の力の及ばないところで経済が動き悪い影響ばかりを受けていると感じてしまいます。そんな中で女子サッカーのなでしこジャパンがワールドカップで優勝したことは、暗い日本に明るさと最後まで諦めない大切さを教えられたような気がします。

さて今春関与先の皆様にご協力頂きましたアンケート結果について、ご報告したいと思います。134件のアンケート送付に対し、頂いた回答は59件、回収率は約44%で、データーの傾向はほぼ全体の意見として十分参考になるものと思われます。

1. 担当者の対応に関する満足度について

全ての項目について9割以上の方は十分満足していただいているようです。しかし、素早い対応、知識能力の点で、評価が十分でありませんでした。今後従業員の配置、仕事の分量、社内研修等品質向上に努めて行きたいと思います。

2.マークスに求められていることについて

@税金の申告・税務書類の作成A決算対策B財務分析C節税対策D経営相談E他業種の情報の順でした。マークスに期待されていることは税務面と経営面の2つであることを再確認することができました。今後は税務面での決算対策を中心とした節税対策の立案相談、経営面では財務分析と経営計画を作成することによる戦略経営の推進と同業他社等の情報提供することに努めたいと思います。

3. 顧問料等の満足度について

6割の方は満足していただいていますが、5%の方は安く、35%の方は高く感じておられています。このことを真摯に受け止め、皆様が満足と割安感を感じていただけるようより良いサービス向上に努めたいと思います。


4. マークスの広報について
 ホームページは66%の方がご覧になったことがないことが分かりました。今後ホームページを改善し従業員や事務所ニュースを通じてホームページの活用を検討したいと思います。 事務所ニュースはしっかり読んでいただいている方は34%、目を通す程度の方54%、読まない12%でした。この結果をうけて今月号から紙面をリニューアルし、関与先紹介の頁を設けまた、植村と福田で1面を隔月に記載、4面を従業員が記事を記載することにしました。

私たち税理士法人マークスは、これからもより一層関与先の皆様のお役に立てるよう努力とサービスの向上をして皆様と一緒に成長してゆきたいと思います。宜しくお願い致します。

代表社員税理士 福田重実