私は月刊誌“あなたと健康”を毎月必ず一読し、もう27年になります。創刊35年になるこの小冊子の著者・東条百合子さんは私より一回り上の“丑”年生まれ。食事の大切さを説く「料理教室」を世に広め、国民栄誉賞を受賞されました。

 東条さんのご紹介は18年10月号ニュースでも取り上げましたが、ご縁が出来たのは45歳の時「沖 ヨガ道場」で、学習院の先生からこの小冊子を紹介して頂いてからです。

 身体に障害がある東条さんは恩師・常岡一郎氏を心の支えとして苦難の人生を乗り越え、この小冊子の出版等を手掛ける“あなたと健康社”社長のご子息共どもご活躍です。

 以前、お客様の後継者のご子息が膠原病だったので、ご子息夫婦とご一緒に、比叡山・延暦寺で行われた東条先生の食養実演研修セミナーに二泊三日で参加しました。セミナーへは「本人・家族の病気の原因は食事に有り」と気づいたお母さん達が全国から沢山参加されており、その熱気に圧倒されました。

 また、東条さんは「時間を大切にしない人間は大成しない。食べ物を捨てたらお天道様に申し訳ない。親に感謝がないと天に唾を吐くことになる。」等、お母様から厳しく育てられたそうですが、そのような経験から本年4月号では「台所からの改革」と題し、現代家庭の食生活について次のように述べておられます。

 「母親が朝起きず、朝食は菓子パン・スナック菓子、昼はコンビニ弁当、夕食は好きなものを食べる。一体こんな中で育つ子供は将来どうなるのか。苦労も工夫もせず、機械が洗濯も掃除もしてくれ、冷蔵庫に保存する。便利で簡単で楽になったことで、是が幸せだと錯覚してしまう。親が加工食品を電子レンジでチンでは、それが生活というもので当たり前になる。子供もそれが生きることだと親の姿をそのままに受けてしまう。

 子供は生活の中で自然のリズムが回復すると、見違えるほど生き生きしてきちんと起き、朝食も食べられるようになる。成長期の子供は三食しっかり食べることが大切だが、朝食は絶対に食べさせなければならないと思い込み過ぎないこと。脅したり、子供に迎合して物を作ったりせず、時には食べなければ食べなくてもよい。その代わり夜食はしてはいけない、という生活のけじめを親がハッキリさせればよいのである。文句を言うなら、2・3日食べなくても死にはしないと、さっさと片付けてしまう位の心づもりがなければ、子供は健康に心すこやかに育てられない。この心意気は子供に必ず伝わります。」

 これはわが身にも当てはまる事柄で、夕食はグラスに3分の1位の焼酎を飲み食事をしますが、家内から、子育てと同じように小言を言われながらの毎日です。人生は健康第一、ご縁のある方々に、人生の伴侶として、この“あなたと健康”誌の購読を心からお勧めする次第です。