5月3〜5日に妻と共に主題の研修に参加しました。東城百合子先生、あなたと健康社・社長のご子息をはじめ参加者一同一台のバスで、配布資料と解説者付きの有意義な研修内容でした。

 まず、正装して伊勢神宮へ参拝、次に如意輪寺にある南朝を開いた後醍醐天皇御陵へ。如意輪寺には後醍醐天皇に仕えた楠正成親子の遺品があり、正成の生死観は明治維新の幕末の志士を奮い立たせ、日本の歴史を変えたと言われています。次に後醍醐天皇を匿った「王隠堂家」という梅干・製造販売業者宅で昼食、梅干工場見学、そして、神武天皇畝傍山東北陵参拝、東大寺大仏殿・三月堂・春日大社・新薬師寺、次に日本の基礎を築いた日本最初の教育思想家“聖徳太子”が創設した法隆寺へ行きました。

 
 伊勢神宮は、皇室の先祖神たる天照大御神を祭る内宮、食物・穀物を司る神、豊受大御神を祭る外宮があるが、内・外宮共に隣地に変えて20年に一度全面的に建て替えます。(春日大社は20年に一度建て替えますが、同じ場所での増改築です。)

 なぜ、建て替えるかは確固たる記録がないので不明のようで諸説あり、建築大工の寿命が20年として、世代に技術を承継するためとか、食物が当時の保存技術では保存年限が20年であるとかという説だけでは納得できませんが、私は神宮の20年遷宮は妥当な継続発展のための対応策だと考えます。永遠に日本国家が存続・繁栄するためには、安定したままだと澱みが発生し、汚れ・臭みが発生して長期的に停滞衰退し消滅をする運命を辿ることになりますが、自然のリズムが上昇すれば、又下降してバランスを求め安定を繰り返すという法則性から、永遠の継続発展を願って20年に1度、一新をすることで継続するという願いを込めて、建築を繰り返すのだと思います。
 

 翻って、企業存続30年仮説によれば、変化対応が出来ないと30年で企業は消滅します。

事業活動は20年が最盛期で、その後10年で衰退し消滅に進んで行くとすれば、20年経過後には事業継続の具体策を常に念頭に置き経営をして行かねばなりません。中小企業の約50%は親族が事業継承しない現実の対応策として、事業継承方法の1つM&A等も中小企業にも違和感なく受入れられだしました。人生いかに生きるか、“経営理念”つまり、トップが事業経営をどのような考えで行動するか、自然に逆らわない考えが経営する上でいかに大切であるか、ということが腑に落ちて感じられるようになりました。

 東城先生の講和の中で参考になった点は、綿々と続く命を大切に先祖との対話をするために墓参りをする。次に食事は100回位よく噛んで食べ、食膳のものはもったいないからと全部食べず、自分に必要な量を少し控え目に感謝心でいただく。この習慣をつけることです。人間は習慣で90%は行動するので、いかに習慣付けるか、が私の課題です。
  今回の研修で改めて、食事は命の基であることを再認識しました。