主題は同業の堀江国明氏が出版された本の題名ですが、私もヨガとゴルフのお陰で、元気で仕事が出来ることに感謝です。我が家から5分の処にある“ナパラ”という練習場付9ホールのメンバーで、参加競技会では一度も優勝経験はありませんが、ホールインワンは一度やったことがあります。

 主題の本は経営に役立つ数字(管理会計)という観点から、経営が継続的に成立つ最低の売上高は幾らか、“損益分岐点売上”が幾ら必要か、ということをゴルフスコアに例え、イラスト入りで理解しやすく解説しているのでご興味のある方は一読をお薦めします。

 「損益分岐点売上」とは、「利益も出ないが損もしない年間売上高」という意味で、ゴルフスコア100以下は上手だと言われますが、経営上は「損益分岐点売上比率」が100以下になると言うことは赤字になると言うことを示し、即座に利益改善に最善を尽くして努力をせよ、と言う経営上の危険信号であり、病気の時に“痛い・熱がある”と体が知らせてくれるのと同じです。

 損益分岐点売上の算出方法は「固定費÷限界利益率=損益分岐点売上」で計算出来ます。この損益分岐点売上に経営を維持していくためには投資等が必要ですから、これらを考慮し必要利益を加算して、年間目標売上高を確定するのです。

 「限界利益・固定費・変動費」の意味は19年12月号ニュースで説明していますが「限界利益率=限界利益÷売上」で割算します。また「売上−変動費=限界利益」であり、変動費は売上がないと発生しないので、この“限界利益”が全ての経費・利益を賄う源泉である点をしっかり頭にたたき込み、“売上”ではなく“限界利益”を最重視し、これをいかに増加さすかを常に求めねばなりません。

 パソコンで利益計画が簡単に出来るインフラが整って来たので、成行き経営ではなく、短・中期経営計画書を作成することは経営者として必然業務であり、利益計画と毎月の実績を比較し、常に計画値と実績値の比較をしながら問題点を検討・改善しながら、全員をいかに巻き込んで経営するか、が経営者の課題です。つまり勘ピュータ経営ではなく、人生・経営の基礎である掃除・整理整頓を徹底し、パソコンを部分的にではなく、全員が自己の分身として全業務に如何に活用できるかを経営トップは常に工夫することが、中小企業には必要な現状課題です。

 全従業員が組織的にいかにパソコンを有効活用するかが社会基盤になってきた時代に対応する為、ITに関する基礎知識を測る国家資格制度は平成21年から新制度「ITパスポート試験」へ移行しました。私もパソコン時代の化石にならないよう、10月にITパスポート試験を受験します。