主題の総会・合宿研修会は本年10月23日から3泊4日、弘法大師ゆかりの地、高野山・無量光院で開催されたので参加しました。密教であるヨガは実践を重視する為、講師が講話と実技を交えながらの講義で、台湾からも20名以上の参加がありました。

 我が国において「ヨガ」と云えば、実務界では経営者の精神・肉体面で頼れる存在だった“中村天風”が有名ですが、少し遅れて“沖 正弘”という人が世に知られる存在になりました。ヨガにご縁のある人々の間では信奉者が多くあり、沖 導師は茶道における裏千家のように一般大衆に浸透しているヨガの先駆者です。

 五千年以上もの歴史あるヨガはインド辺りから発生したようですが、お釈迦さまも苦行・ヨガをされましたが悟れず、瞑想により悟りを得、仏教を広めた人として世界に偉大な影響を与え続けています。日本では沖 道師が伝統ヨガをベースに古今東西の宗教や修行法・東洋医学・民間療法・食養法、日本古来の武道・茶道等を総合的に研究されて提唱された「沖 ヨガ・総合ヨガ」を学んだ人たちが、沖 ヨガを後世に伝えるため、全国の同志を結集して、本年1月20日NPO法人が設立されました。

私は中途半端ですがハタヨガ(肉体のストレッチ)を続けており、健康体維持のため、今回ヨガ合宿研修会へ参加した次第です。以下、合宿研修会のレジメを紹介します。

「現代医学」は科学思想を背景に、心身の物性のすべてを明らかにしようと、心身の細胞から遺伝子まで詳細に解明する道を突き進み、そこには心身を肉体と云うモノとして扱う思想がある。

一方「総合ヨガ」の思想では、人間の内なる生きる力と外なる活かす力が一致し、生かされて人は生きている。自分と他の一切との調和を求め、全力発揮の生き方と生活法を実行する道であり、沖 導師は「生命即神」という言葉で表現され、十全に生きることを最も大切とする。自己の悟りを追求するヨガではなく、身体・呼吸・精神及び他の一切との調和と環境を一つと考える生命観・自然観を根底として、自他一切との調和を創造するために、全力発揮の生き方と積極的生活法を追求し、ストレス社会を強く生き抜くために、身・息・心・生活の改革を求めて行く。

益々不自然となる生活環境に対し、健康な心身を維持する為の知恵としてのヨガ(小宇宙である人間と宇宙を結ぶという意味)に興味のある方へはいつでもお申し出があれば入門書をご紹介致します。

アメリカ発の大津波の影響がこれから中小企業の末端に、本格的に押し寄せる波に飲み込まれないために、経営維持のため、絶対に諦めないという心を持ち、迎春を楽しみに年末を頑張ってください。ご縁のある皆様方のご多幸を蔭ながらお祈りしております。