梅雨も過ぎ猛暑厳しい盛夏、ご縁のある皆様にはいかがお過ごしでしょうか。
主題に関し、平成23年3月号ニュースに於いて"家族財産簿"の必要性を述べました。この家族財産簿作成に際し、前提条件として"エンディングノート"を作成することが、必要不可欠であると気付きました。益々高齢化社会・100歳迄生かされる時代を迎え、ハッピーリタイア・生きていてよかったと思える人生を歩みたいものです。
この"エンディングノート"は映画化されたことを契機に静かなブームとなっているようで、このノートに関連する書物は、金融機関・葬儀社・コンサルタントその他関連するところから300種類以上出版されています。人は加齢と共に物忘れが進みますが、認知症の気配を感じる前に奥様・家族のために人生最後のラブレターとして"エンディングノート"の作成をお勧めします。
"エンディングノート"の意味は"もしもの時"に備え妻・家族に対し、遺言の前提又は補助・保管資料として自己の思いを述べるもので、特定のフォームはありませんが、任意の事項をある時期に一定の場所に保管して置き、何時でも補足・追加・修正が出来る人生ノートのことです。日本経済新聞にも「りそな銀行がエンディングノートを5万円で遺言書のように預かる」との記事もあります。このノートの内容を例えば、野村証券・信託銀行事業部発行"MY LIFE NOTE"の各章のタイトルを多少端折って、参考に述べておきます。

第1章 こころのアルバム→ 自分が果たせなかった夢や約束・未来の自分の理想・自分史年表・我が家のベスト3・
    想い出の住まい・夫婦.子供.孫との想い出・我が家の記念日・伝えておきたいこと・仕事.趣味の想い出・交友
    関係。

第2章 夢のキャンバス→ これからの夢・夢をかなえるタイムスケジュール・未来設計・これからの課題や心構え。

第3章 財のクローク→ 総資産リスト@現・預金 A有価証券(株式.債権.投資信託. )B個人年金・生命保険.傷害
    保険・公的年金・火災/地震保険等 C不動産(自宅.その他) D住宅ローン E教育.自動車.その他ローン・
    その他の資産・重要物の保管場所・遺言・形見分け・心の資産。

第4章 私のメッセージ→ 病気・介護について・もしものとき・後見について・葬儀・お墓と仏壇・法要と供養・ペ
    ット・夫.妻.子供.孫について・大切な人へのメッセージ ・私へのメッセージ(もしも生まれ変わったら)          以上。

その他の出版されているノートも多種多様な項目が思い思いに記されています。
この"エンディングノート"作成のお手伝いをさせて頂くのは、身近な相談相手として特に財産管理・相続面に於いて、お役立ち出来る我々・職業会計人「税理士」が、最適任者であると自負しております。 銀行・証券・生命保険等の金融機関は部分的には我々を凌ぐ情報網を駆使し、顧客サービスが出来ましょうが、個別にご縁が出来ても転勤等で、一生のよき相談相手にならない場合が多いのではないでしょうか。特に、次回の税法改正に際しては積み残し事項として、相続税の増税改正案が具体化しております。今後、自宅を所有している場合、従来に比べ相続税の心配をしなければならない人々が、格段に増加することは間違いありません。現在、"エンディグノート"の小冊子を2種類作成中ですので、完成次第、御希望の方には御提供させていただきたいと考えております。 

以上
代表社員 税理士 植村祐三