今月は堺市西区で診療所を営んでいらっしゃる「医療法人増本医院」の理事長 増本鐵郎先生をご紹介致します。


外科・胃腸科・皮膚科の看板をあげられていますが、増本先生いわく「なんでも屋」。大学病院時代は外科、中でも肝臓や胆のうを専門として勉強していらっしゃいましたが、「開業医は総合的に幅広く診療できなくてはいけない」と、皮膚科の教授の外来で勉強もされたそうです。当時の研修医というのは今より更に待遇が悪く、大変御苦労もされたそうですが、昭和55年、堺市西区に開業されました。






それから30年、地域の方々から親しまれる「まちのお医者さん」として活躍されています。
風邪をひいても怪我をしても、子どもの頃からずっと増本先生に診て貰っているという患者さんも沢山おられるので、「○○ちゃん」「○○君」と先生に呼ばれて診察室に入っていくのは、すっかり成人した綺麗な女性や立派なビジネスマンの男性、ということもよくあるそうです。







高槻市内のご自宅に診療所を置き、内科医として奔走されるお父様の姿を見て育った鐵郎少年は、お父様、お兄様と同じ医学の道に進まれました。
医師免許を取得した後、約10年間大学で修行を積み、昭和55年に個人診療所として開業、平成元年に法人成りされました。
先生がお医者様として歩んで来られた人生には、同じお医者様であったお父様の存在無くしては語れず、お話を沢山聞かせて下さいました。

「当時は救急病院も少ないから、父は苦労してたよ。寒い日でも夜中でも自転車で往診に行って、そうしたら母がうどんか何か温かいものを作って待っててね。優しい立派な人やった。読書が好きで、いつも本を読んでたなあ。往診の帰りに書店に寄って、毎日本を読んで・・・読んでいたら疲れて寝てたり(笑)。絵も好きで、ルーブルに行きたいと言いながら結局行かれなかったけれど、色々なことを背中で教えてくれた。
兄はまじめで優秀な人間で、兄が父の診療所を継いだから、僕は高槻で適当な開業場所がなく堺で開業した。姉はね・・・」と、先生ご自身のお話がいつの間にかご家族のお話になり、短い取材時間の中でも先生がお父様を心から尊敬されていること、お母様や御兄弟を愛されていることが伝わってきました。


ところで、ご覧の通りお肌もプルプルでとても68歳には見えない増本先生の健康の秘訣は歩くこと。毎日1万歩を目標に歩き、「患者にタバコを止めろと言って吸っているわけにはいかん」と禁煙し、スポーツクラブに行き、健康管理に努めていらっしゃいます。
また、絵画鑑賞がお好きだったお父様の遺志を継いで絵を習い、世界を旅しては記念の絵を描いていらっしゃるそうで、待合室には先生直筆のノイシュバイシュタイン城(ディズニーランドのシンデレラ城のモデルになったと言われる、ドイツ ロマンチック街道の有名な古城)の絵が飾られていました。
更にはピアノもかれこれ10年近く習っていらっしゃるとのことで、実に多趣味でお忙しい先生。
「父が引退した70歳まで、あと2年は頑張る。それからあとは・・・ぼちぼち診察もしながら趣味を楽しみたいなあ。」と仰っていました。

今回の取材は午前の診療が終わられた時間にお邪魔させて頂いたのですが、お会いした途端に「取材て何すんの?さっさとしよう!」と急かされたのでちょっとビビりながら始まりました。でもご家族のお話をされる先生は本当に優しい目をされ、その感動的なお話をお聞きして思わず貰い泣きした担当を見て、いたずらっぽい笑みを浮かべながら何度も同じ話をされるところはとってもお茶目でした。
ダンディーでキビキビした様子からクールな先生かしらと思っていましたが、実はとっても熱く、優しくて面白い先生なのでした。




基本的にどんな症状でも診て下さるそうですので、お近くにお住まいで具合が悪くなられた方、予防接種などをご希望の方は、増本先生に診て頂いてはいかがでしょうか?しんどい気分も晴れて、元気が出るかもしれませんよ。

(担当:神崎 取材/文:鈴木)

医療法人 増本医院 さま
堺市西区上467番地
電話:072-274-1401
診療時間:平日9:00-12:00/17:00-20:00
休診日:日祝・水午後・土午後