今月は大阪市阿倍野区の永田産業株式会社様をご紹介致します。

昭和25年、永田秀次社長のお父様で現会長の永田秀夫氏が菓子・食品の卸問屋「永田商店」として開業され、半世紀以上。永田商店、永田チェーン、永田産業の3事業部門を中核に、日本語学校文林学院、中国の不動産関連法人2社の永田グループとして事業を拡大してこられています。今回取材させて頂いた永田産業鰍ヘ企業の販促グッズの企画、製作、販売をされている会社です。

永田産業さんが製作、販売されている商品は、私たちが実際に手にすることも多いショップ名入りのノベルティグッズなどが主流ですが、中には珍しいものもあります。

右は大阪天満宮の「五知の水」と天神祭のストラップです。永田グループさんは毎年、天神祭の船を出されています。

皇室を表す菊の御紋入りの小銭入れ、世界遺産熊野本宮や橿原神宮の御鎮座10年記念大祭のファイル、ふくさなどもあります。

  
人付き合いととても大切にされる社長は小学校1年生から40年間、担任だった先生には今でも欠かさず年賀状を出しておられるそうですが、数年前、30年ぶりに小学校の担任の先生から電話があり「永田のとこはお菓子屋やったなあ」とお菓子をまとめて買って下さった時はとても嬉しかったと話して下さいました。皆に愛される社長ならではのエピソードです。


そんな社長のお人柄、方針は社内にも浸透し、若手社員から「仕事以外にも仲間で何かをしたい」と声が上がり、3年前に「永田ボンバーズ」という野球チームが誕生、阿倍野区軟式野球チームにも所属しています。残念ながら成績の方は先日初勝利をあげたばかりということですが、チームの団結力は強く、「誰か休日出勤してくれへんか」と声をかけると「野球部が出ます」と率先して動いてくれるそうです。

また、毎週水曜日は「NO残業DAY」ならぬ「ラーメンの日」。少しでも早く仕事を終えて皆でラーメンを食べに行くそうで、取材中もラーメンマニアの担当花谷とラーメン談義で盛り上がっていました。


こどもの頃からお父様の仕事ぶりを間近でご覧になり、遊び場はお菓子の倉庫だったという社長の商才は、高校時代には既に開花していました。 ボーナス時期には高校の会議室に自宅から商品を持ち込み、チラシを配って先生方相手に販売したり、学生時代に一度だけ経験したというスーパーでの試食販売のアルバイトでは、正社員の営業マン達を抜いて営業成績トップになったそうです。
  そんな社長も大学を卒業される時には家から離れて外の世界を見てこようと思い、お父様がお知り合いを色々訪ね「息子を厳しく仕込んでくれる会社」を探されたそうですが、どの社長さんにも「お宅の会社が一番厳しい」と言われ、結局お父様の跡を継がれることになったそうです。


「物を購入することで仕入先が喜んでくれるし、色々考えて企画、提案した商品が決まった時はほんまに楽しい。そして物を買って頂き儲けさせて頂いているのに、お客様が喜んでくれるというのは何より嬉しい。」と仰る社長。HPにも「商売は喜んでもらい競争や」という言葉が書かれていますが、まさに天職ですね。
 現在、社長の人脈を生かした新しいシステムを構築中で、年内には稼働予定とのこと。今後はそちらを利用して販路拡大、経費削減にも力を入れていきつつ、「どんなにうっとうしがられても永田の特徴face to faceはやめへん。東京でも大阪弁で商売するねん。」と仰っていました。
 人との繋がりを大切にされる社長らしいお言葉でした。
 ノベルティグッズを検討されている方は是非一度お問い合わせください。皆さまに最適なグッズを全力で提案して下さるはずです。


(担当:花谷/取材:鈴木)


永田産業株式会社様 HP:
http://www.nagata-g.co.jp/contents/group/nagata_sangyo.html