上總 博己
 最近、暑さが落ち着き、夏の終わりが見えてきました。
皆様は今年の夏、どこかへお出かけになられましたでしょうか。私はお盆に沖縄へ行ってまいりました。

前日には関西に台風が上陸し、飛行機の欠航が相次ぎ、出発できるか不安でしたが、なんとか那覇空港にたどり着くことができました。
今回は沖縄の海沿いをドライブすることが目的でしたので、到着しましてすぐに予約していたレンタカーを借りて沖縄をドライブし始めました。

まず、はじめに向かいましたのが那覇市街から一番近い離島である瀬長島です。那覇空港から車で10分ですので、すぐに到着しました。この瀬長島は海水浴には向いていませんが、海を眺めながらドライブで立ち寄るにはちょうどいい島だと思います。
また、海だけではなく、「ウミカジテラス」というグルメやショッピングを楽しめるリゾート感あふれる施設がありますので、女性に人気です。島の反対側からは那覇空港の滑走路が見え、飛行機がすぐ近くに見えますので、お子様連れにもお勧めできる離島です。

次に向かいましたのが、沖縄本島の北部にある古宇利島という離島です。この古宇利島は沖縄の本島から古宇利大橋という橋をわたって車で行ける離島として有名な島です。本島から古宇利島に向かう道中には、サトウキビ畑があり、小高い丘を抜けると古宇利大橋が見えるのですが、きれいな海に立つ古宇利大橋に毎度感動させられます。きれいな海を眺めながら橋を渡り終えるとすぐにビーチがあります。
この島には人気のビーチが2つあり、そのうちの1つがこの島の入り口にある「古宇利ビーチ」です。古宇利ビーチは大きな駐車場、多くの海の家があるため家族連れが多く訪れるビーチとなっております。また、遠浅で、遊泳区域が広めに設定されていることから、子供だけでなく大人もシュノーケルなどで十分楽しめるビーチだと思います。
 
 また、古宇利島で人気のもう1つのビーチが島の入り口の反対側にあります「ティーヌ浜」です。ティーヌ浜は古宇利ビーチとは逆にライフセーバーが常駐していないこと、防護ネットがないことなどから海水浴には向いていません。しかし、「ハートロック岩」というテレビCMなどの撮影場所に多く使用されて有名なハート型の岩があります。そのため、多くのカップルが訪れ、このことから、古宇利島が「恋の島」といわれる所以ともなっております。
 
 このように「泳ぐためのビーチ」である古宇利ビーチと「見るためのビーチ」であるティーヌ浜を気軽に行き来できることが、古宇利島の魅力だと思います。また、星空も綺麗で、美ら海水族館も比較的近くにあり、ホテルなども多くありますので宿泊するのにも適した島であるといえます。

沖縄は海がきれいですから、海沿いを歩いたり、ドライブするだけですごく心が落ち着きますので、沖縄に行かれたことがない方は機会がありましたら、訪れてみてはいかがでしょうか。