平成19年4月から我が子を保育所に預けています。まだ1歳になっていないので免疫力がないために、風邪を引いたり、熱を出したりして保育所から呼び出しがあったりして、一週間続けて保育所へは行っていない状態です。

さて保育所の待機人数で多いところは、トップが東京都4,908人、次に大阪府2,285人
市で見ると大阪市 846人 次には神戸市560人 (東京23区は区ごとに掲載のため)
(厚生労働省の資料より)


 妻も働きに出ているので、自分も家事を行っています。子育てで一番しんどいことは夜鳴きです。といっても自分はグゥグゥいびきをかいて寝ているとのことですが・・・。 妻が子どもをお風呂に入れて、そして寝かせる。(子どもが泣いたときに添い寝しながらおっぱいを上げることができるため)その間に、自分は夕食を作って、洗濯をして、前日干した洗濯物を畳んで、床ふきをしています。(洗濯は子どもの布オシメや着替えがいっぱい。)朝は、弁当の用意、食器洗い、お風呂洗い、子どもに朝ご飯を食べさせ、保育所へ連れて行っています。(子どもは手づかみで食べるので、床はパンくず等で散らかっている状態)

 今は、子どもがつたい歩きをするので、目が離せない状態。なんといっても予想外の行動をする。引出しを開け閉めしたり、物を口に入れたりします。言葉は話せないが、意思表示をして嫌なものは嫌と意思表示をします。目が離せない状態での家事は神経をすりへらせます。


 アメリカの雇用情報を提供する米サラリー・ドット・コム社は今年の5月3日に以下のような記事を出しました。

 炊事洗濯から育児までこなす専業主婦の働きは裁判官並みの年俸13万4121ドル(約1520万円)に相当―。主婦の作業時間は、週91.6時間、会社の平均就労時間の2倍以上の激務で、保母、料理人、家政婦、運転手など主婦がこなしている主な役割10項目についてそれぞれの作業時間から得られるべき賃金を積算した。職業を持つ母親については、週49,8時間、年俸8万6000ドル(980万円)の受給資格が有るという。

ですからここ最近、雑誌やテレビで主婦の対価はという話題が取り上げられます。


1時間当たりに換算すると約3200円の対価です。この対価はプロに頼んだ場合の対価です。○会社でもそうですが、従業員の場合1時間の請求対価とそれに対してもらう給与は違います。現在、日本でも調理代行業、掃除代行業など少しずつですが認知されてきました。対価も1時間あたり3,000円前後が一般的です。


 もし妻が家事の代行業にアルバイトに行ったら仮に時給を1000円とすると1000円×91.6時間×52週=4,763,200円になります。まぁ1日13時間労働になりますが・・・


 いずれにしても、育児・家事はしんどいことは間違いない。ホームページでこれだけ家事の大工業や掃除の代行業の仕事が成り立つようになってきたのだから。

 専業主婦は、お金を稼がないのでなかなか評価されないですが、そんなことはありません。

実際、家事をやってみたら分かります。


 今、団塊の世代が退職時期を迎えています。熟年離婚が増えていっている傾向があります。

熟年離婚の理由の一つが、男は家のことなど考えずひたすら働きました。一方妻は家のことを一手にかかえ、子育て・家事・夫の世話と、一日中忙しく働きました。仕事をしている男性のほうが偉いという考えがどこかにあり、妻が我慢していたことがつながっているのでは。夫が退職したら、夫の世話をしないとならないのでそんな人生は嫌だと思うということです。


 世の中の男性、妻がいなくなっても一人で生きる手段を身につけておこう。


CFP 望月貴之