過って、18年6月号“理念と経営”と題して、経営理念に対する思いの一端を述べましたが、昨今、改めて事業の経営上、経営理念の必要性・大切さが腑に落ちてより理解できるようになりました。

 肝臓を患ったことを縁として、静岡・三島にある「沖 ヨガ道場」に出向した時、道場主の沖 導師は「ヨガとは宇宙と結ぶという意味であり、断食・瞑想に尽きる、宗教とは人間が生きて行く上での基本的教えを宗教という」と述べられたことが印象的でした。

 道場の額に“生命即神・感謝・懺悔・下座・奉仕・愛行”とあり、これを参考に事務所の経営理念・信条を作成しましたが、立派すぎて消化不良を起こし現在に至っております。


理念:
自然法則に従い、利他先行の実践。

 自然法則とは、全ては生成・発展・変化しながら、バランスを取りながら、安定を繰り返す法則性を言う。バランス状態、つまり、お客様・従業員・自社の三方よし、というバランスが取れている状態こそが理想の経営である。

 自己の利益を求めるなら、あくまで他の利益が優先する。犬もかわいがれば喜び、いじめると逃げるように、まず他に利益を与えて初めて、報酬を頂くのが自然であり、利他と自利が同一化されたところに真の人間の幸せの源がある。

   

信条:
(1) 感謝(有難いと思う心)・懺悔(すみませんという心)・下座(させていただくという心)・奉仕(尽くす心)・愛行(愛する心)の心で行動する。

(2) 顧客・事務所・自己の発展は研修が基礎である。

(3) 企業実態の掃除・整理整頓と改善に努力する。

(4) 日々創意工夫こそ、事業発展の源である。

特に難問程、感謝心で対応すると偉大な力が発揮されると実感できます。

また、整理整頓マニュアル2次改定版を出来る限り早急に完成して提供します。

 100年に一度と云われる経済変動は自然現象だと思い、人生は心の思うままに進んでいくので、大津波を乗り切るために、厳しい経営環境に対し初心を忘れず、開業当初の真摯な思いを胸に秘め、原点に立ち返り、問題が発生する度に「理念・信条」を正視する。

 また、人は無意識に90%習慣で行動するので、善き習慣を身に付ける努力をし、心のブレの修正を常に「理念・信条」を拠り処として、夢を求めて経営の先頭に立ち、事業に邁進されんことを蔭ながらお祈りしております。