代表社員 税理士 植村祐三

平成23年10月号で“クラウド”について、簡単に述べましたが、クラウド(雲)には明確な定義がなく、GoogleのCEOエリック・シュミットが当初発言したようです。
 “クラウド”とは、インターネット上に多数存在する「サーバー(情報倉庫)」のことを指し、サーバーにデータを保存し、必要な時に取り出し利用するというのが、クラウドコンピューティングの基本的な考え方です。つまり、ネット環境さえあれば様々な端末から場所を問わずデータを利用できるのが特徴です。
クラウド上のアプリケーションソフトやデータはネット上の“情報倉庫”にあり、パソコン・スマートフォン(iPhone等)・タブレット(iPad等)で接続すれば、誰でも利用出来るので、一般的によく利用されている代表的なサービスの例を幾つかご紹介します。

先ず“オンライン・ストレージ(保管・貯蔵)”です。「クラウドと言えば、オンライン・ストレージ」と言うほど代表的なサービスです。このサービスはネット上にデータを保管・貯蔵でき、任意の相手とデータの共有が出来るのが特徴です。この代表格は”Dropbox”です。
このDropboxは修正・加筆が出来ません。
このストレージサービスに加え、さらにインターネット上での文章などのデータ修正・加筆サービスを付け加えたサービスをドキュメント系クラウドサービスと言い、この代表的なサービスは”Evernote“です。
このEvernoteとは、自己に関わる情報・行動等を記録したいと思う全てについて、一元管理できる外部記憶装置となるものです。

次に紹介するのは、“フリーメール”です。“フリーメール”はご存じの方も多いかとは思いますが、簡単に説明すると、ネット環境があればどこでも使えるメール・サービスです。この代表的なサービスはGoogleが提供している”Gmail”やMicrosoftの提供する”Outloook.com”です。
野口由紀夫教授はGmailを使用し、その便利さ素晴らしさに感嘆し、書物で紹介されておられますが、若者は既に数年前より自由に使いこなしていたと驚いておられました。

過去のヨミ・カキ・ソロバンがワード・エクセルになった今日、中小企業こそITをフル活用するため“クラウド”を理解し、有効活用することが必要不可欠だと考えます。
 今後、益々中小企業が継続して存続していく為には、キーマンたる高齢の経営者と云えども、クラウドを理解し、必要最低限の基本的操作をマスターする必要があります。キーマンは、生まれた時から、ネット環境がある若い従業員に適切に指示が出来なければ、企業存続が出来ない経営環境にあると思います。

次号では、植村が女子社員に度々聞くために「又ですか、さっきメモしたじゃないですか、本当に覚える気があるのですか?」といわれ、ついかっときて怒鳴ってしまい、パワハラだと言われるほどの、物忘れ特技を持つ歳になりましたが、悪戦苦闘しながらマスターしていく姿を述べようと思っております。