あけまして、おめでとうございます。心改まる思いで新春を迎えましたが、本年も所員一同よろしくお願いいたします。当事務所の近くに我孫子観音寺があり、観音様は言い伝えによると“一心称名”つまり、真剣さの度合いにより、一心に“目標・願いごと”を唱えると思いが必ず達成されるそうなので、ほぼ、毎日お参りしております。 正月に食べる雑煮は地方により異なりますが、両親の里が香川なので、我が家では白味噌にアン餅と、妻の出身地が京都なので頭芋を入れて食べるので、息子の嫁や、地元の奈良の人達はびっくりします。


 さて、本年の課題について、最大の関心事は“事業承継”をどうすべきかですが、実務面では
@関与先の電子申告の実施、
A整理・整頓・掃除の6原則の充実、特に如何に捨てるか、
B週一点改善、
これ等に年間を通して取り組みたいと思います。


 昨年8月号で少し触れましたが、「ローマ人の物語・塩野七生著」を一読して、人間の生きざまも、事業活動・家庭生活も、変化・消滅する姿も現代と同じだと理解し、歴史書を参考に人生の不安・悩みに対応し、“志“を高めに持ち、何事も決して諦めず、近江商人が言う”三方よし“お客様・従業員・自己の三者がバランスよく、という思いで日々行動して行きます。

 昨年10月の国税庁ホームページによると、2006年事務年度における全法人の黒字申告割合は32%(資本金1億円以上の大法人黒字申告割合は約55%)で前年度に比べ若干黒字が増加しましたが、全法人のうち約98%は中小企業が占めております。

 バブル崩壊後の金融機関による融資の厳格化、後継者難等での経営環境下において、どうお役立ちできるか、を自問自答しながら自己を含め企業存続策を模索して、企業継続・存続再生のために、計数・内面からの黒字決算実現支援の一助として、電子申告・月次決算体制等に取り組んでおります。また、事業承継策の一部として、実務においても不良債権処理、銀行対応と資金繰り等、多少経験も深めてまいりました。

  これからの時代、小規模事業といえども、事業再生策としてのM&A(企業合併・買収)が多くなってきましょう。新聞紙上登場しだした中小企業資金支援をするファンド運営会社は、未だ億円単位以下は扱わないようですが、小規模でも再生可能な利益の出る事業部分に対応して現況赤字状態でも、投資事例が多くなるでしょう。

 広義のM&Aでの大中企業の対応を参考に、具体的に対応するため、ネットワークを構築し、長寿時代を健康でハッピーリタイアするために、生活基盤である事業体の行く末を確り見つめて、お役立ち出来る存在へと努力して行く所存であります。