春爛漫、桜も散り、若葉茂れる強力なエネルギーを感じる季節となりました。

4月1日、NHKの7時45分から放送された早朝番組“おはよう関西”において、現在関与させていただいている、大和化成(株)の澤田明伸社長がテレビに登場されましたのでご紹介させて頂きます。シャープが堺地区の工場進出に際し、澤田社長をテレビに紹介するために、2日間、終日取材をたっぷり受けたそうです。

 大和化成はリチウムイオン電池のガスケット製造分野において、製品はミクロン単位の精度が要求される重要な部品であり、世界で10%のシエアーを占めているとの澤田社長のコメントがあました。また、テレビの中で堺・東大阪・尼崎・大津の商工会議所主催「2008元気企業大交流会」の内容が紹介され、66社が参加し、澤田社長も活発に意見交換をしている姿もありました。そして、中小企業はお互いに知りあい、中小企業間で協力体制を築かねばならない。また、仕事待ちの姿勢ではなく、提案する姿勢で営業活動をし、生き延びていかねばならないとも語られていました。

 大和化成は1985年小型角電池用ガスケットを世界で初めて開発し、現在携帯電話・デジタルカメラ用小型リチウムイオン電池のガスケット、インシュレータ等を国内外の有力電池メーカに納入しております。

そして、第2回事業化可能性評価事業“さかいビジネス評定”において、自動車用大型リチウムイオン電池ガスケットの開発・事業化のプランを提案し、事業の優位性と実現性が高い事業として「さかいフロンテイア」の認定を受けました。また、ISO9001とISO14001を取得する時も、一番厳しい審査機関会社に依頼したと言われ、大企業相手との取引においては提案型のレベルの高い会社として活躍しています。

現在、シャープ新工場の隣接地の堺工業団地に工場用地約800坪の取得が内定し、工場建設を計画中であるとお聞きしています。


  時折私が出向し、澤田社長と面談時、折に触れ話の中に新しくサムスンとの取引が出来るかもというので韓国へ出張したとか、海外との取引が益々、進展するであろうという話題が飛び出し、とにかく元気印の社長です。しかし、大企業相手に常に厳しい変化をしてやまない経営実態が話の中から感じられます。

会社設立29年目を迎え、創業者の父親の後を引継ぎ、現在3代目の息子さんも事業承継者として共に仕事をされておられます。

 
 当社を紹介していただいたご縁は澤田社長の弟さんですが、弟さんの話によると兄が大学入学した頃、父親が倒産したそうで、青春の多感な時につぶさに倒産の恐ろしさ、惨めな姿を目のあたりにした体験が意識の根底に潜在化され、現在の優良な会社業績が築かれたのではなかろうかと推測されます。我々も社会発展にお役に立てる存在になるよう、日々研鑽して努力せねばと肝に銘じた次第です。